Port Of Nagasaki Since 1571
 長崎開港フェスタ450(ヨンゴーマル)

(2021年1月15日撮影)

”元亀2年(1571年)の夏、ポルトガル商船、甲比丹トリスタン・バス・ダ・ベイガの船とジャンク型船の2隻が長崎湾に入港した。長崎の旧記はこの時を長崎開港としている。”

長崎港湾史 報告書(長崎県臨海開発局 長崎建設研究所 編)より引用

長崎港はこれまでオランダや中国との交易で栄え、さまざまな文化や学問を発信し、今年、開港450年を迎えました。

11月20日、21日の両日、出島から出島表門橋公園、旧県庁跡地を経て、長崎市立図書館前までの国道34号線の一部で、「長崎開港450フェスタ(ヨンゴーマル)」が開催されました。

出島では、「出島・長崎から始まった」のテーマの下マルシェなどのイベント、出島表門橋公園では外国船の寄港をイメージし、長崎くんちでもおなじみの”来航船”が展示されました。

旧県庁跡地は開港当時にイエズス会のサンパウロ教会が建設されていた場所であり、海外との交易の場となった出島を見渡せる「物見台(仮設)」の設置、県政150周年を迎えることから県政150周年記念パネル展示を行い、周辺では地元自治会による催しが行われました。

出島、出島表門橋公園、旧県庁跡地を通り抜け、”長崎”の都市構造の中で昔から道の起点になっている場所、旧県庁前から続く国道34号線では、開港から未来をイメージしたエリアに分けられ、”ポルトガルとの交流”、「長崎の町は六町の町立てから始まった」といわれるように”ゆかりの市町の物産”、開港後の”シュガーロードやキッチンカー”、現代の長崎を象徴するような”船にまつわる展示やステージ”、そして”若者が考える未来”をテーマに、各ブースでさまざまな催しが行われていました。

イベントの様子を、写真でご紹介します。

オープニング(ステージ・路上)

来航船(南蛮船)

県政150周年記念パネル展

開港エリア

町建てエリア

開港後エリア

現代エリア

未来エリア